Remote Backup

概要

WANSecurityのRBACKは、重要なデータをリモートでバックアップするためのオンライン システムを提供するサービスです。リモート バックアップ データはAES暗号化されたファイル システムに、2048ビットDSA暗号化によって転送して保存されます。実際のマシーンとディスクへの物理的アクセスを持った人でも保護されたお客様のデータにアクセスすることはできません。それぞれのお客様のデータは、別個のファイルシステムに独自の暗号化キーで保存されます。RBACKは、Microsoft Windows Serverとデスクトップ製品を含む、現行のOS X、Unix、Linux、そしてPOSIXをベースにするオペレーティング システムに対応しています。

お客様のデータを複数拠点に確保

  • 自然災害とは無縁に
  • データ転送は 2048 bit で暗号化
  • ディスク上 256 bit で暗号化

データは、離れた場所にあるオフサイトに保存されます。自然災害によってデータセンターの1つが破壊された場合でも、お客様のデータは他のデータセンターに安全に保存されています。

お客様のデータを複数拠点に確保

CDPは、変更の加えられたファイルのみをバックアップするので、所要時間を大幅に短縮し、帯域幅使用量も少なくできます。

サポート

Apple

Mac OS X(10.4と10.5、サーバーとデスクトップ)オペレーティング システム。すべてのHFS属性のフルサポート。

Apple

Microsoft

RBACKは、Symantec BESRを用いているWindows(サーバーを含む、2000、XP、2003、Vista)をサポートしています。

Microsoft

Linux / BSD POSIX

RBACKは、Linux Ext2、Ex3、Reiser、JFS、UFSをベースとしたファイル システムをフルサポートしています。

Linux / BSD POSIX

Sun / HP / IBM

RBACKは、Sun、HP、IBMとそのファイル システムをフルサポートしています。

Sun / HP / IBM

SQL、Exchange、
オープン ファイル、
ロックされたファイル

事実上どのマシーンにあるデータもバックアップできます。Symantec BESRを使って、Outlook PSTファイルを含むすべてのオープン ファイルとロックされたファイルもバックアップ可能です。

バージョニング
[スナップショット]

過去30日までのファイル バージョンを復元。

暗号化 / 保護

2048bit / DSA
暗号化

SSHv2プロトコルを使用し、転送時のデータもセキュアに保護されます。

AES / Blowfish
暗号化

RBACKのディスク上の保存時のお客様のデータ暗号化には、軍事レベルの256ビットAES暗号を使って暗号化します。

継続的データ保護

RBACKは追加ファイルや更新ファイルを自動的に検知しバックアップします。

特徴とユーザビリティ

バックアップ

自動、もしくは
スケジュールされた
バックアップ

お客様の希望するバックアップのタイミングをWANSecurityにお伝えください。自動バックアップは、お客様のコンピュータが使用されていない間にバックアップが行われる最もシンプルなメソッドです。スケジュールされたバックアップは、一日の特定の時刻に毎日あるいは毎週行われます。

ブロックレベル
増分バックアップ

帯域幅を節約し、連続バックアップの高速性を確保します。

帯域幅調節

WANSecurityは、すべてのRBACK施設にQoSとToSを設置し、すべてのお客様にとってふさわしい帯域幅が使用可能であるようにしています。

クライアント サポート

Unix、Linux、POSIXをベースにしたオペレーティング システムはRSYNCに社内で若干の変更を加えたものを使用しています。RSYNCを使うことで、変更が加えられたファイルのみのバックアップを行い、CDPを提供します。Microsoftベースのシステムについては、Symantec Backup ExecとSystem Restore (BESR)をサポートしています。現在、Live OracleとDB2 DBインスタンスはサポートしておりません。ライブ インスタンスをサポートするためのオプションは現在検討中で、準備を整えて十分にテストを行った後にご提供する予定です。

ファイルへのオンライン アクセス

RBACKサービスに加入された登録済み管理者は、いつでも24時間バックアップとアーカイブ データへのオンライン アクセスが可能です。それにより、すべてのWebブラウザやDAVかWebDAVをサポートするオペレーティング システムからバックアップ アーカイブにアクセスし、即時に重要なデータを取り出すことが可能になります。WANSecurityのOpenSecure IPSECとダイアルアップVPNサービスをご使用のお客様はAFP (Apple File Print) やSMB/CIFS (Windows Network Drive) を使ってファイルを取り出すことができます。

モニタリングと通知

RBACKをご使用のお客様は、特定の期間バックアップデータが受信されなかった場合に通知メールを無料で受ける登録をしていただけます。この機能により、いつ、スケジュールどおりにバックアップが適切に行われていないのかを見極めることができるようになります。

リモート バックアップ ロケーション

すべての米国に拠点を置くRBACKのお客様のデータは、カンザスシティとロサンゼルスのデータセンターの両方にミラーリングされています。追加オプションとして、東京に位置するデータセンターへのデータ バックアップのグローバル ミラーリングも用意しております。

Remote Backup Locations

3つのステップからなるプロセス

How it works, a 3 step process

1. ニーズ インタビュー

ニーズ インタビューでは、お客様のビジネスのニーズとご予算にマッチするソリューションをご提案するために必要な情報を体系的に集めます。WANSecurityのRBACKと関連するサービスを導入するに当たり、お客様の現在の、そして将来的なバックアップのニーズを検討する必要があります。このプロセスにより、さらに優れたレベルのサービスと、お客様のニーズにぴったり合ったソリューションがご提供できます。必要のない追加の製品やサービスを推奨したりお客様に強制するようなことは決してありません。

2. 設計・実装

お客様のバックアップのニーズに基づいて、現在のニーズをカバーするだけでなく、将来的成長も可能にする総括的なリモート バックアップのスペックをお客様とともにデザインします。メンテナンス、パッチやアップデートの総括的計画を作成し、お客様のチームと緊密に働き、オーバーヘッドを軽減し、バックアップ時のフラストレーションを取り除きます。

3. 管理・メンテナンス

管理・メンテナンスは私たちが常時対応しますので、ご安心ください。ITILベスト プラクティスのメソッドと技術をベースとし、WANSecurityは定期的にバックアップ システム、サーバー、ネットワークを管理・メンテナンスしています。ハードウェアからセキュリティまでしっかりカバーしています。